皮革用の傷補修塗料”レザーマニュキュア”を使って財布の色の剥がれを補修できました。

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はじめに

私の使っている財布は、二つ折りのタイプで内側にパスケースも付いているタイプで、カードもたっぷり収納できるため、数年間、この財布を使っています。

財布がだいぶ傷んできたため、同じようなタイプの財布を色々なお店やサイトで1年間探し続けてきましたが、残念ながら見つかりませんでした。色が剥げていて、そろそろ交換時期と思っていましたが、代わりになる財布がないため、「自分で塗って直すしかないな」と考え、”レザーマニュキュア”という皮革用の塗料を使って塗装補修に挑戦してみました。

レザーマニュキュアのパッケージと瓶

レザーマニュキュアのパッケージ(おもて)には、簡単ハケ付きと書いてあります。お手軽そうです。この写真では見えませんが、何色かは、瓶のフタに貼ってあります。

レザーマニュキュアのパッケージ(おもて)

レザーマニュキュアのパッケージ(うら)には、特徴や用途が記されており、皮革(スムースレザー)の靴・カバン等の傷を補修するレザー用塗料と書いてあり、イタリア製とのことです。

使用法には、”出来るだけ薄く塗り、乾燥させながら2~3度重ね塗りして下さい。”と書かれています。自動車の外装をちょっと塗る時に使う、タッチアップペンのような感じです。

レザーマニュキュアのパッケージ(うら)

瓶(おもて)は、おしゃれなデザインです。パッと見、塗料には見えなかったです。

レザーマニュキュアの瓶(おもて)

瓶(うら)には、注意事項が書いてあります。何が書いてあるかといいますと、取り扱いに注意してください、というようなことが書かれています。

・皮革用品用です。
・人には使用できません。
・よく振ってからご使用下さい。
・子供の手の届かない所に保管してください。10mml

レザーマニュキュアの瓶(うら)

瓶のフタを左回しに取ると、フタにハケが付いていますので、このまま補修箇所を塗ることができます。本当に自動車のタッチアップペンのような感じです。

レザーマニュキュアから刷毛を取り出したところ

液面を拡大しますとこのような感じにたっぷりと塗料が入っています。においは、昔、プラモデルに良く使ったラッカー薄め液のようなにおいがします。作業は、家の外ですることをおすすめします。

レザーマニュキュアの液面を上から見たところ

塗る前の状態

灰色の部分が色が剥げた個所です。この灰色の部分に、レッド色のレザーマニュキュアを塗っていきます。特に財布の端が、このようにたくさん剥げてしまっていました。

レザーマニュキュアを塗る前

塗り始めるところ

色が剥げた個所をレザーマニュキュアで塗りはじめたところです。剥げた個所を塗るとドンドン染み込んでしまいますので、乾いたら塗るを繰り返します。推奨は2~3度の重ね塗りでしたが、私の場合は5回重ね塗りをしました。塗れば塗るほど、光沢としっかり感が出てきました。

色が剥げた個所を補修開始したところ

塗った後の状態

レザーマニュキュアを5回重ね塗りして、2日後の写真です。塗ったところは、とても光沢があります。色はレザーマニュキュアのほうが明るくなっていますが、多少の違いは自動車のタッチアップペンと一緒で仕方ありません。塗ったあとの塗料のにおいが、1週間近く経つとほぼ完全に抜けました。

レザーマニュキュアを塗った後(2日後)

レザーマニュキュアを塗って2日後に塗った箇所を手で曲げた写真です。柔軟性と耐久性が十分ありそうです。塗ったところは、しっかりしていて剥がれそうもなく、とても頑丈です。

塗った箇所を曲げてみた(2日後)

使って分かったメリットとデメリット

メリット

・皮革類のちょっとした傷などをハケで手軽に補修することができます。
・塗ったところがしっかりと密着していて、折り曲げても剥がれそうもなく、とても頑丈です。

注意点

・大切に最後まで使う予定の財布やバッグなどの補修に適していると思います。
・完全乾燥するまでは塗料のにおいがするため、家の外で作業をしたほうが良いと思います。
 (塗ったあとの塗料のにおいは、1週間近く経つとほぼ完全に抜けました。)

まとめ

✓レザーマニュキュアは、塗った箇所がかなりしっかりと付き、安心感がありました。
✓少々取り扱いに気をつければ、おすすめです。

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