はじめに
私の住んでいる周りでは、昨年2019年に一気に従来型から薄型信号機に変わりました。
LED信号機の薄さと見やすさに感動
はじめはあまりの薄さと明瞭さが増し見やすさに驚きました。
逆光や西日でも表示がはっきりと見やすくなった気がします。
信号機がLEDに変わったので例えば、黄色から赤になるときに、もやっと、「あれ、タイミング的に黄色かな?」と思うところを、「はっきり赤だ」と視認性と判断がより明確にできるようになった気がします。
慣れるとそれが普通になる
設置されたとき最初は、驚きましたが、毎日使っているうちに馴染んでしまい、気にすることをしばらく忘れていました。
利用者側の立場でより見やすく、安全になるということは本当にありがたいことです。
LED信号機のメーカーや種類を調べました。
今回、フラットなLED信号機について、調べてみました。
薄い信号機は、コイト電工株式会社の「フラット型車両用交通信号灯器」でした。
フラット型車両用交通信号灯器
特徴
自然災害の影響を軽減
フラットな形状により、着雪を軽減させ、フードレス・薄型・軽量のため、台風降雪・地震等の自然災害の影響を軽減します。
CO2の排出を低減
高輝度LEDを使用し、点灯時のCO2排出は勿論、製作時・輸送時・保管時・廃棄時のライフサイクル全般でCO2低減に寄与します。
スッキリとしたデザイン
厚さ6cmの薄型化を実現しました。日中・西日時でもこれまでと同等以上の見え方を確保しながらフードレスを実現しています。
大きさ比較
従来型交通信号灯器243mm フラット型車両用交通信号灯器60mm
積雪比較
フラット型灯器と従来型灯器の積雪比較写真です。薄型で凹凸をなくしたフラット型灯器は灯器上に雪が積もりにくく、一時的に積もってもすぐに落雪します。灯器を前方に傾斜させて設置することで雪自体の重さと風による相乗効果があり、水分の少ない粉雪から水分の多いベタ雪まで広く効果を発揮します。
西日に対する視認性
従来型交通信号灯器はレンズ面が球面でクリアなため、空や太陽が写り込んでいます。フラット型交通信号灯器はグレアレスレンズの採用により、点灯時と滅灯時のコントラストが高く、視認性に優れます。
引用元:コイト電工株式会社|フラット型車両用交通信号灯器)
まとめ
✓特徴を3つあげると、薄い、見やすい、エコとなります。
✓それにしても厚みが従来型の24cmから6cmの1/4になったとはものすごい進化です。
✓これまで、西日があたって、信号機がすごく見にくいときなどありましたが、視認性が良くなって、信号機を見るのが本当に楽になりました。
✓公共的なものは、あまり製品名や特徴を知る機会がありませんが、特徴をちょっと知っておくと、より心に余裕をもって利用できそうですね。