山崎元さんの資産運用の0.5%ルールを参考にしてみたら、手数料が高いか安いかの判断ができ始めるようになりました。

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はじめに


得意な分野は、これは値段が高いよ~ とか これは条件がいいね とかわかるものですが、保険や投資を最初はよく知りませんので、それが高いか安いかがわかりません。



そういうことで、知り合いから義理で加入してそのままだったり、実際の手数料が割高なのにずっと加入しているなどということになって、知らないうちに損していることになってしまいます。

損しない判断基準とはいっても、実際のところ判断基準を知らないと「将来のために!」と加入した投資や保険が自分で線引きできればいいのですが、知らないと難しいものです。

自身で投資銘柄を判断する基準があれば、投資や保険に出すお金が高いのか安いのか、線引きができますよね。

山崎元(やまざきはじめ)さんが提唱する0.5%ルールとは


楽天証券経済研究所の山崎元さんは、無駄な手数料は払わない、や中身のよくわからないものには加入しない、などYoutubeなどで発信していて、どちらかというとユーザーサイドに立った発言を数多くされているかたです。

たいがい、金融機関のひとは、利回りだけを提唱している人が多い気がしますが、山崎さんの場合は、これまでの金融機関との取引で実はかなり発生してしまう、手数料を安くするほうがいいですよ、と言っています。

そのなかでも、山崎元さんの言っている0.5%ルールとは、わたしたちの保険や金融商品の年間管理手数料が0.5%以下の商品を選ぶと良いですよと提唱されています。

つまり金融商品で年間管理手数料が0.5%以上のものは、金融機関へ払うコストが割高と判断することができ、せっかくあなたに配当や分配がされても、手数料負けしてしまうということなんです。銀行窓口や一部の証券会社のネット取引で年間管理手数料の1%とか2%などというは、いまの時代では高すぎるということなんですよね。

0.5%ルール

運用商品・サービスの選択に当たって、1年あたりの支払手数料の合計が0.5%以下であることを必須の条件とする。
➣(例)「100万円の運用に年間5千円以上払うのは高過ぎる」という感覚を持つ
➣【補足】実質的な手数料が分からないものは全て避ける

(出典:Youtube トウシル[楽天証券]|あなたのお金を護る「0.5%ルール」(山崎 元)

0.5%以下に適合しない商品は選択から除外しましょう


このルールで判断すると運用の年間手数料が0.5%以下に適合しない金融商品ははじめから除外することができますし、私たちが人から勧められたとしても「わからないな」、というところから、「ちょっと高めかな」と検討することができますね。



また、投資信託の中には、表向きの経費には出てこない、いわゆる「隠れコスト」がある商品も存在するものもあり、商品を選ぶ際、商品の説明書をしっかり読んで、手数料率が出資額のどのくらいの割合かを確認しておく必要があります。

これまでの「わからない」から、「一つの基準ができる」ことへの進展は大きいです。

まずは、この基準をもとにして、証券会社のサイトや説明書をみてもわからないときは、証券会社に「年間管理手数料はどのくらい?」って聞いてみましょう。

ちなみにこの年間管理手数料って、証券会社のサイトでは、ほんとうに分かりづらいところに書いてあったり、小さく書いてあったり、違うタブを押さないと見れなかったりして、なんでこんなところに乗せてるかと思います。

まとめ


✓年間管理手数料0.5%以下に適合しない金融商品は最初から除外できます。

✓年間管理手数料以外にも隠れコストが発生する商品も存在しますので、わかりにく場合はぜひ、証券会社に直接聞いてみてください。聞くと詳しく教えてくれます。