泥が溜まってそうだったので、雨水浸透マスの点検と清掃をして良かったです。

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   はじめに

家の周りにある数か所の雨水浸透マスの点検と清掃をしました。

私の場合は、引っ越しして5年間、雨水透明マスの清掃が必要なことを知らなかったため、これだけ経過しますとさすがに泥がたまっていました。

雨水浸透マスは思っていた以上に重要な役割があり、大雨時にパカパカフタが浮いてしまうことがありますが、もし土や落ち葉などが詰まっていれば、清掃することで改善します。

雨水浸透マス内の点検と清掃を座間市の公開している手順でやっていきました。


   雨水浸透マスとは


雨水浸透マスとは、屋根から伝わって流れてきた雨水を雨どいで受け止め、そこから雨水浸透マスというところに一旦貯めて、徐々に地下に浸透させるものです。

道路の舗装などで雨水が浸透しにくく地下水に水が補給されにくくなっているので、この雨水浸透マスに一旦貯めてからゆっくり地下に浸透させるそうです。

一軒家の場合、家の周囲に数か所雨水浸透マスが設置されています。

写真はイメージです


また、宅地内に雨水浸透施設を設置することにより、雨水が地下に浸透するため、下水道や河川などに流れる雨水量が減少させる大切な効果があるそうです。

家の雨どいの雨水もこちらの雨水浸透に流れています。




   清掃しないとどうなるか


雨水浸透マスの底にはフィルターがあり、その上に大きな砂利石が敷かれています。

その砂利石の上に土や落ち葉などがたまると地下への吸い込みが悪くなります。

このようにマスが目詰まりを起こすとマスから雨水が溢れるなどして十分な効果が得られなくなってしまいます。

雨水浸透マスが比較的きれいな状態でも台風やゲリラ豪雨の大雨が降っているときに 雨水浸透マスに水が溢れてフタがパカパカ常に浮いてしまい、大雨後は、よくフタがずれてしまい開いていることがありました。

思ったよりも雨が降った時に集められる雨水の量が多いと感じました。

   点検の頻度


こまめな清掃が推奨されています。

周囲環境により、落葉樹がある場所、土ぼこりが出やすい所は、頻度を増やしたほうがいいでしょう。

私の場合は、状態をみながら頻度を決めた結果、私は毎年8月に1年に1回の点検をすることにしました。雨水マスの中に落ち葉がたくさん入り込んでいたので、シャベルで慎重に取りました。

点検して清掃した後の雨水マス(砂利は元々は入っているものです)

   雨水浸透マスの清掃方法

清掃するときは、座間市のホームページを参考にして清掃しました。

用意するもの

 ほうき、ちりとり、バケツ、ドライバー、シャベル(マスが深い場合は、おたまなどの長い物を使うと便利です)

清掃方法

1.雨水浸透マスのふたを外します。
  ※ふたが外れない場合は、ふたの周囲の溝に詰まっている土をドライバーなどでかき出してみてください。

2.雨水浸透マスの内部を清掃します。
  ※ほうき、ちりとり、バケツ、シャベルなどを使い、マスの縁や底に溜まっている泥・落葉を取り除きます。
  ※底に透水シートがある場合は、破らないよう注意しましょう。
  ※砕石(大きい目の石)は、廃棄せずに、清掃後にマスの中に戻しましょう。

3.雨水浸透マスのふたを閉めます。

4.清掃用具・取り除いたゴミを片付けて作業終了です。

引用元:座間市|雨水浸透マスの清掃にご協力を


まとめ

・もともと入っている砕石(大きい目の石)は、捨てないで元に戻すことが必要です。間違えやすいので注意します。

・底に透水シートがある場合には、シャベルで直接突っついたり、砕石を強く押したりすると破れてしまうので、やさしく清掃することが必要です。

・私の場所では、土や落ち葉が比較的ない場所ですが、少しだけ土が入り込んでいて、清掃時除去しました。

・雨水マスの中の土や落ち葉の蓄積度合いを観察した上で、1年に1回の点検と清掃をすることにして、その際にほぼ同じ動線上にある、雨水浸透マスと汚水マスを同時に点検しています。

その他、参考:東京都 下水道局雨水浸透ハンドブックもありますので、参考になさってください。

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